
みなさま、こんばんは
突然ですが、
わざわざ「しなくてもいいこと」
あなたはしますか?
『しなくてもいいこと』をするというと意味がないとか無駄とかマイナスイメージを思い浮かべるでしょうか?
(ちなみに世にも奇妙な物語・タモさん風のつもり)
『しなくてもいい』ことをしない人生と『しなくてもいいこと』を真剣にする人生、あなたはどちらを選ぶでしょう?
意思とは裏腹にあなたの本能はすでに答えを出しているかもしれません
意外にも・・・
人間の大半の行動はもしかするとしなくてもいいことなのかもしれません
では、なんのために人間は「しなくてもいいこと」をするのでしょうか?
そしてその意味がわかったとき、それでも本当に『しなくてもいいこと』と言えるでしょうか?
(しつこいけど世にも奇妙な物語・タモさん風のつもり)
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今日はお客様でもある「下北沢Acotto」のフラワーヘアについて記事を書きたいと思います
フラワーヘアって何?
というと弊社ホームページ、Facebookページのメイン画像でもありますこの写真⇩
先日のブログでも紹介させていただきました
パッと見て綺麗だなー、かわいいなあっと思えるフラワーヘア^^
↑ 先日行われたわれたフラワーショーのモデルさんたち。華やか。
( 2分で見れる!とっても可愛いモデルさんたちが登場するショーの様子はこちら ) ちなみに・・・この動画は弊社で制作させていただいております(すかさず宣伝!!!)
ヘアセットやアレンジで生花を使うことはよくあり何も珍しいことではないと思いますが、「ヘアスタイル自体をお花で作ろう、髪のように花を纏う」ことを提案していることに面白みを感じます。
↑フラワーヘア作品(by フラワーヘアの発起人でありディレクターの千原氏)
綺麗で、可愛くて、華やか。このフラワーヘアを渋谷パルコ、各地の野外音楽祭、様々なイベントにてライブパフォーマンスしたり、作品として写真に残したり、華やかな雰囲気の場をこの世に作り出し、見た人を魅了しつづけてきています。
↑東京ドームで行われた『テーブルウェア・フェスティバル』でのフラワーヘアショー
これ、準備が大変!なんです!
製作の裏側はこうなっている!
ちなみに・・・やはりこの動画も弊社で制作させていただいております(またまたすかさず宣伝!!!)
どんな作品にするか?どんなライブパフォーマンスにするか?ディレクションして、それにあわせたフラワーヘアをデザインし・・・
一つ一つパーツからハンドメイドで作っていきます
エクステをならべて・・・
切って・・・
並べて・・・
塗って・・・
乾かして・・・
切って・・・・
バランスみて・・・
修正して・・・
イメージと異なれば作り直して・・・
再度テストして・・・
サロンワークの前、営業が終わってからと手間のかかる作業を沢山こなして段階を踏んでいきます
サロンワーク前、朝早起きして市場へと仕入れにも行かなければいけません
真剣に作っている様子は職人さんのアトリエにお邪魔したような感じでもあります
そんな様子をみて
ふと、思いました。
良い姿だなあっと。
このような活動はカットの練習やカラーやパーマの練習とはわけが違う。
これがないと日頃の営業に支障があるわけではないどころか、逆に営業に支障がでないようにがんばらないとできないことだ。
努力の上にさらに努力を重ねる。尊敬に値します。
またショーの後の会場にはお花のヘアスタイルを纏ったモデルさんの周りには人だかりが出来ている。それににこやかに答えるモデルさんたち。
喜んで嬉しそうに一緒に写真をとってもらっている子供たち。そして大人もしかり。
彼らのフラワーヘアにかける思いや行動力は半端ないのだ。
見返りがあるかどうか分からないところに真剣に行動する人たちからしか発信できないものってありますよね。
カットやカラーなどは練習すれば必ず報われます(報われてない人がいるとしたら盲点があるだけで話を聞く素直ささえあれば簡単です)
しかしフラワーヘアのようなものは必ず報われると言えないものです。だからこそ、そんなリスクがあるからこそ。
美容師はハサミを持って街の風景をつくっています。
ハサミは刃物、元来武器です。
人間の本能と知恵から作り出した最初の道具が武器かもしれません。
そしてその武器は食べるものに困らないように、生きるための知恵として生まれたもの。そう、豊かになるために生まれたのだと思います。
そして美容師はその武器で人を綺麗にし、人生に花を添える存在となっているのでしょう。武器を否定するでなく、武器に本来の機能をもたらし現代に生かす仕事をしていると誇りをもってハサミをふるってみると少しだけ世界に変化があるかもしれないと思ってます。
VIZMはフラワーヘアを応援しています。きっとリスク度外視のその勇気を与える活動に惹かれたのでしょう。
写真や動画を見て、知っていただけるとうれしいです。実際に機会があればショーも是非ご覧いただきたく思います。
「しなくていいこと」は
人として「絶対にしなくてはいけないこと」だと信じます
伊澤昌高