Corsica Dialy

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私はだいたい年2回、

海外出張します。

(自己紹介はこちら)

芸術を通じて

国際文化交流にまつわる仕事です。

今年は共にフランス、

6月コルシカ島、来る10月はパリへ。

初日レセプション

私の役割は主に通訳やアテンド、

渡航のマネージメント。

これらのフォトはコルシカでの州と

3都市を挙げての展覧会、

初日レセプションの様子。

展示は1ヶ月ほど続きます。

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国を代表する芸術家や作家たちが、

国境、文化、言語を越えて

文化交流することは、

国と国の政治や経済の

潤滑にも役立っているのだと

私の目には映る。

会場のいたるところで

再会の挨拶や

初めましての挨拶がされている

その昔、図書館だった

味のある部屋も展示室に。

各国、各都市を象徴する

会場が主に選ばれる。

国内外から芸術関連、

政治から経済界まで

集まる場のすべてが

プレゼンテーションの機会のだろう。

そこに芸術を展示しつつも

その機会を最大に活かす工夫を

どこにいっても感じる。

メイン会場。歴史的建造物のバスティア・シアター

今回のメイン会場。

歴史的建造物のバスティア・シアター

新聞にも掲載されていた

今回は半世紀続く国際的な展覧会、

新聞やメディアでも掲載され、

開催地を上げた

地域活性化プロジェクトでもあることを感じる

フランスを代表する芸術家。

今回は

フランス皇帝ナポレオン1世の

出生地として知られる

コルシカ島の3都市4会場。

出来たばかりの綺麗で

オシャレな文化センターも会場に。

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コルシカを代表する作家のニコリーニのギャラリー兼アトリエ。

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アーティスト同士が

作品を交換したり、

作品集を贈呈したりと

交流を図るシーンを

何度となく見てきました。

どの国の作家も個人として

揺るぎない道を進みながらも、

大きな何かを背負い

責任を全うしているのではないのだろうか。

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市長らとの会食。

日差しは強く暑いが気温はけして高くない。

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そしてその後は

市庁舎への表敬訪問

市長室にて。

フランス語圏では

英語が通じないのは普通ですが、

新しく就任されたこの市長は

NYへの留学経験もあり、

英語でのコミュニケーションで。

市長室のベランダにて。

このように

絶え間なくレセプション、

イベント、表敬訪問と続きます

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どこの国でも

書道のパフォーマンスは大人気。

会場ごとにパフォーマンスし、

会場を沸かす書道の先生。

こちらの写真は

フランス陸軍の施設が会場、

その場で書いた書を贈呈し交流を深める。

怒濤のスケジュールは続き

最初から最後まで続きます。

空いた時間があっても

「展覧会に参加している作家団」

だと街の人からはわかるので、

作家の方々は一息つくまもないでしょう。

本当にご苦労様でした。

いつもどこかで、

自分の利益を越えた領域で

活動している方々の恩恵を誰しもが受け、

違う形でお返しする。

そういう循環が社会の一部になっている。

私はいつもそのスケール感の壮大さに

感化されている。


話を少しかえて、

今回の展覧会の会場となった

コルシカのことを書いてみたいと思います。

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コルシカは地中海に浮かぶフランス領

人差し指を立てた拳のような形の島

コルシカと言えば

やはりナポレオンの出生地として有名

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6月のコルシカはベストシーズンで、

バカンスを満喫される方々で賑やかです。

そういえば。。。

今回私は。。。

地中海に入って泳ぐこともなく、

触れてもいない笑

でも目にはしっかりと焼き付けてきました。

この透明度、印象的なこの色。

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仕事とはいえ、贅沢ですよね、

最高に満喫できたと思います。

このような機会でなければなかなか

” 辿り着くことのない場所 ”

だったかもしれません。

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Bastiaのベストショットがとれるポイント。

沢山の方がここで写真を撮っていた。

ここコルシカは現在フランス領。

ただそれは歴史を通じての

一つの現在の結果でしかなく、

「地中海に浮かぶフランスの島」

と安易に言ってしまうと

コルシカのことは何も伝わらないと感じた。

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コルシカ独自の国旗は白いはちまきを巻いたムーア人の黒い横顔「テスタ・モーラ」

近年はコルシカにおける

アイデンティティの高まりにより、

コルシカの文化やこれを基盤にした

芸術などを見直す

さまざまな活動が行われているとのこと。

現在の日常語はフランス語ですが、

コルシカ語も盛んに用いられる。

またコルシカ島の

民族音楽のポリフォニーをはじめ、

独自の文化に触れる事が出来る。

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そして、

特筆すべきは

コルシカの人々の親切さだろう。

成田を発ち、パリ経由にて

バスティア空港に到着したときのこと。

交通網が限られるので

レンタカーを予約していたのですが、

システム上の問題で

借りる事ができないことが判明。

旅にトラブルはよくあること、

といってもとても面倒な事態。。。

なんとか足を手配しようと

他のレンタカーを探そうとしたら、

なんと!

そのレンタカーの受付の女性が

いろんな会社をあたり

貸し出し可能なレンタカーを

見つけてくれたのです。

感謝感激です。

さらに自分の車を出して

そのレンタカー屋まで送ってくれた。

なんという人の良さ、温かさ。

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親切にレンタカー屋を探し、送ってくれた二人

本当に親切な方々が

多かったことが

一番の思いでかもしれません。

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1週間ともにする車 ガードレールがついていない細い道も多いということで、借りるなら小さなめがgood

イギリス在住時にも

運転はしてましたが、日本と同じ左側。

今回人生初めての右側走行でしたが、

意外に問題なく順応できました。

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打たれそう、

もしくは突かれそうな穴が

こちらを向いてます(汗)

いつもアートレジデンスの

際は古城跡の宿になる

確率が高いような気がしますが

今回も例外なく古城跡。

宿の前まで車ではいけないので

お城の門から入ります。

軽くタイムスリップですね。

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石畳、壁の質感と色、なんとも雰囲気のある細い路地の先に海が広がる
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宿のテラスからの眺め。常時大きなフェリーが出入りする

宿でもこのおもてなし

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展覧会への参加作家だと知るやいなや、

レセプションから部屋まで

ポスターや作品が飾られていた。

作家は軽く有名人だった。

いわゆる「町おこし」や

「都市再開発」などの一貫で

行われる場合が多い

アートレジデンスですので、

街を歩くだけでも

エクスポジション(展覧会)への

注目度など肌で感じる事ができます。

街中にポスターが貼られている場合もあれば、

今回のように事前にTVや新聞などで

プレスリリースされ、

レセプション当日は沢山のアート関係者が集まります。

各国大使館や文化省(今回はフランス陸軍まで)

参加している州を上げてのプロジェクト。

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バスティアのパブリックアートプロジェクトのひとつ。電話ボックスをリユースしたパブリックライブラリー。
街の風景

宿の近くにはアンティーク、

ヴィンテージを揃える

素敵なショップがあり、

そこのオーナーの

マダムRoseと仲良くなり、

エクスポジションにも顔を出してくださいました。

実は彼女自身も画家。

ショップの一角は

オープンスタジオのアトリエとなっていました。

アメリカのギャラリーでも取扱われているようです。

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Mme. Rose Lucchesiと

私は日本語と英語での

コミュニケーションを取りますが、

フランス圏ですと英語が

通じないのが普通です。

片言のフランス語とあとは

「以心伝心」。

しかし

数年前までボストンに居た

マダムRoseはもちろん英語が堪能、

いろいろとお話を

させていただきました。

アメリカ人で

ブルースのギタリストの旦那様と共に、

マダムRoseの生まれ故郷である

コルシカ島に移住してきたらしい。

日本にとても興味があるらしく、

数年以内にぜひ日本に

行きたいと言っていました。

来れれた際には是非

アテンドさせていただきたく思います。

そんなマダムRoseのお店は

とても面白く

アンティーク、ヴィンテージ好き

にはたまらない品揃え。

コルシカに行く際はぜひ!

オススメです。

“Brocante”

Place Guasco, La Citadelle, Bastia

Owner / Mme. Rose Lucchesi


レセプションには

いろんな方々が集まりますが、

ほとんどはアート関連の関係者です。

いろんな方々が声をかけてきますが、

その中で日本人の方がいらっしゃいました。

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「中橋と言います、空手やってる人はみんな知ってるよ」と

センセーショナルな自己紹介を受け、

名刺交換させていただきました。

今までも

「インターネットで調べたらいっぱい出てくるよ」

という自己紹介を受けて

いざ調べてきたらほとんで出てこなかった、

なんてオチが大半です。

しかし、中橋氏からは

ただ者ではないオーラが出ていました。

自己紹介以上の経歴を

お持ちだったのは

この空手道の四大流派

糸東流、中橋九段と

去年飛行機で一緒だった

マウンテンバイクの

世界チャンピョン、ベルナルド・クルズの

ワールドクラスの二人だけでしょうか。

中橋秀利九段は

フランス空手道連盟技術最高指導者で、

多くの世界チャンピオンを

輩出してこられました。

東京オリンピックでは

空手が正式種目となったので楽しみですね。

そして後日

道場に表敬訪問させていただきました。

お弟子さんは空手一筋の空手家から

パイロット、画家、会社経営者、学生まで

幅広いですが、インテリ層が多いように感じました。

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光栄にも、お宅にお招きいただきました。

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サッカーの元日本代表中田英寿はじめ、

いろんな方々が訪れたお宅は

絶景で広大な敷地に佇み、

贅沢にもサンセットを眺めながらシャンパン、

そして奥様の特製チャーハンまでいただきました。

コルシカでチャーハンをいただくとは

思いもよりませんでしたが、最高に美味しい。

中橋ご夫妻、本当にありがとうございました。

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あとは古城エリアはオススメが多く、

(マダムRoseのお店も古城エリア)

この辺りはすべてが絶景です。

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バスティアの動画も

教会も

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そして、まさかの

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ボリウッド撮影に遭遇!!!

コルシカの古城で!?www

やっぱり職業がら、こういうシーンとか、

機材とか見ちゃいます。

スケール感は

無駄に凄いです。

ある意味みとれました。

。。。

私、締めを間違えたかもしれません。